2012年04月24日

復興特別法人税と復興特別所得税

東日本大震災からの復興のための財源確保ということで

実施される復興財源確保法に基づく復興特別法人税と復

興特別所得税について、先日、税理士会の研修でお話し

があったこと、また、国税庁のパンフレットを読んです

こし紹介しようということで。

で、特別なケースでの留意点だけを紹介します。

復興特別法人税については、平成25.3月期の決算が最初

の適用と考えるのが普通ですよね。

確かに基本的にはその通りなのですが、復興特別所得税

は平成25.1月から開始されることになるため、法人にお

いて源泉徴収される復興特別所得税が発生することにな

るわけです。

そうすると、通常は法人税から控除するのですが、復興

特別所得税は復興特別法人税から控除するのであって、

通常の法人税からの控除はできない。

では、どうするか?というと、H25.1月期の決算におい

て、復興特別法人税の本税はなしだが、控除できない源

泉徴収された、復興特別所得税の還付申告として、復興

特別法人税申告書を提出することになるわけです。

このことは、税理士会の研修で余談での紹介がありまし

たが、国税庁のパンフレットの「5申告及び納付等」の

括弧4復興特別所得税額の還付のくだりにて解説がされ

います。

たぶん、忘れてします方がいると思いますので、注意が

必要ですね。

参考になったと思った方はをポチッとお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
posted by きろむひ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 税務の記録

税務調査と質問検査権の法知識Q&A

久々の書評です。

今月の月刊税理にも紹介がされていましたが、今年は

まだ4か月弱ですが、今年一番のおすすめ書籍です。

 税務調査と質問検査権の法知識Q&A
 出版社:清文社 著者:安部和彦 327ページ
 2,600円+税

第一章は税務調査の基礎知識ということで、税務調査

に関する法令関係の解説がせれています。

とても理論的な部分が強いですが、専門家も含め再度

税務調査に関する法律上の留意点などを再認識や学ぶ

意味では大変良い内容になっていると感じます。

第二章が興味深く読むことができるのではと感じるの

ですが、調査の各場面における事例研究ということで

具体的な税務調査に関連する内容を分かり易く国税庁

に勤務していた著者の経験を踏まえた項目がたくさん

紹介されています。

また、コラムがいくつかあるのですが、例えば「調査

官の性格」「お土産は必要か?」など、とても楽しく

?興味をもって読むことができます。

専門家はもちろんですが、一定規模以上の法人の経理

財務責任者も一読すべき書籍と感じます。

セブンアンドワイなら送料無料、宅配もあります。

↓ こちらの画像をクリックするとリンクしています。





アマゾンでも購入することができます。



参考になったと思った方はをポチッとお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
posted by きろむひ at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 専門書の書評

2012年04月21日

青色申告と白色申告、そして税務調査

個人事業を営まれる方や、これから個人で事業を開始する方の

相談業務を受けていると、青色申告か白色申告かどちらが良い

かというテーマが議題に持ち上がる。

ともに、メリットもデメリットもある。

そして、都市伝説的に言われるは、白色申告者については、税

務調査がほぼ行われないという話。

私自身も耳にしたこともある。

しかし、先日記事にしたように、そもそも個人の調査について

は、100年に1回ぐらいの割合であることが、国税庁の調査に関

する統計データからもあきらかなように、調査に来られたこと

がないから、白色申告なら、税務署にやられないなんていう噂

になっているだけで、実際に調査がされていないだけであって、

白色申告だから、税務調査にやってこない或いは、青色申告で

あるから税務調査にやっってくるということではない。

このことは、また今度紹介する予定ですが、ある国税出身の先

生の著書の中にも、同様に、白色申告と青色申告で税務調査の頻

度や可能性に差異が生じるものではないと述べておられました。

ということで、税務調査の有無に限らず、スマートに税務に対し

日々取り組むことが重要ですよ、と言いたいですね。

参考になったと思った方はをポチッとお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
posted by きろむひ at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 税務の記録

2012年04月18日

民間給与実態調査 平成23年

少し前ですが、国税庁が実施する民間給与実態調査に

当たったお客様があり、提出資料を作成しました。

ふと、前年の結果でもみてみるかと思い国税庁のHP

を見てみると・・・。

平成22年の給与所得者で、年収が1,000万円を超える

割合は3.8%でした。

ちなみに、男性のみに限ると5.8%。

100人に4、5人は、年収1,000万円以上の年収がある

と。

どうでしょうか?

ちなみに、男性に限って年収300万円未満は23%です

から、年収平均が400万円少々ということですから、

何となくうなずけるかと。

さらに、年収2,000万円を超える男性は0.6%です。

これは、給与所得者に限ってますからね。

私のイメージでは、その他の所得で、高額所得者が多

いのではないかと推測します。

では、所得(収入ではないので、上記給与のお話しと

比較は難しいですが)2,000万円以上の納税者は3.2%

いるんです。

ちなみに、100億円を超える所得の人が2名いらっしゃ

います。

どうやってこんな金額稼ぎ出すんでしょうか?

基本的には譲渡所得、一時所得あたりなんでしょうね。

いやはや、こういう人の感覚ってどんなものなんでしょ

う?

参考になったと思った方はをポチッとお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
posted by きろむひ at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

顧問料不要、激安顧問料について

インターネットによる集客を実施している税理士事務所

はたくさんあります。

その中には、最近、TVCMで、月額8千円〜みたいなもの

もあります。

さらには、顧問料不要を謳う事務所もあります。

もちろん、顧問料不要といっても、試算表アドバイスに

ついて〇円、税務監査について〇円と請求を細分化して

明瞭にしているということ。

現在の事務所では、とにかくお客様の事業や社長の考え

方など理解し、最大限身近で安心な税務サービスができ

るように心掛けている。

実態はというと、税務顧問業務にかける時間はとても多

くなっている。

顧問料不要としている事務所の5年間の契約実績が678件

ある。従業員数は、21名。

1人の従業員あたり32件のお客様。

私の経験の中では、積極的な税務サービスを行うには、

1人の担当者では、「こなす」仕事になってしますのでは

ないかと感じざるを得ない。

こういった状態で、高品質であることが実現できている

のであれば、すごいの一言につきる。

生産性・採算性・事業性・将来性などなど、様々な観点

から、個人的な確固たる方向性がないから、このような

風潮に若干動揺するのだろうか?
posted by きろむひ at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月16日

税務調査の可能性について

確定申告も終わってひと段落と思っていると、調査の連絡

がある時期です。

さて、国税庁のホームページがネタ元ですが、いったいど

れくらいの人・会社に税務調査に来ているのか?ご存知で

すか。

ここ2年ぐらいのデータですが、

 個人 → 1.5%弱
 法人 → 5.5%前後

この割合は納税者数に対する調査件数の割合です。

思ったより少ないと感じられるのではないでしょうか?

私見ですが、個人の調査についての実感はこれぐらい。

更に言えば、非違(税務上の問題)事項が予想される納税

者に対して絞っていると推定されることから、まじめに帳

簿をつけ、申告・納税している場合においては、税務調査

の御厄介になることはかなり稀だと思われます。

法人については、いろいろときっかけがある場合も想像さ

れるので、一概に傾向を述べることは難しいですが、税務

署側は、納税者である法人をいろいろな視点からグループ

分けしたり等によって少しでも効率的に調査対象法人を選

定しているそうです。

日々の積み重ねの結果が、税務調査に表れますね。

参考になったと思った方はをポチッとお願いします。
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
posted by きろむひ at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 税務の記録

2012年04月11日

振込み詐欺か?

自宅の妻あてに不審な電話がかかってきた。

内容は、

●●●●という優良企業の社債券を保有していないか、

××をそちらの地域に建設するよていで、その地域

の方に社債券を発行しているから、もし、所有して

いるのなら、額面の▲▲倍で購入したい

というもの。

そもそもさ、社債を発行の仕方わかってる?

と突っ込みたくなる内容なのだが・・・。

このような電話が連日かかってきているそうです。

たぶん、数日或いは数週間後に●●●●という会社の

社債券を優先的とか抽選でとかで購入できるとの

連絡をして、手付金を支払えばとか言って振込を

させるのでしょうか。

でも、うちの妻は、社債券って?程度の知識しか

ない人にはこんな稚拙な話でも通じるのでしょうか。

ちなみに、警察に当該お話しをしたところ、話に

のらず、電話を切ってくださいと勧められました。

ちょっと、心中では、捜査に協力して欲しいとか

言われるのかと思っていたところもあったので、少し

拍子抜け。

ま、巻き添えになりたくないので、妻によく言って

おかないと。

ちなみに、十数年前に教材関連の詐欺に半分引っかか

ったことのある妻は、業者名簿に「カモ」って書いて

あるんではないかと思えて仕方ない(笑)。
posted by きろむひ at 10:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年04月03日

健康保険による高額療養費の申請

サラリーマンの方は毎月のお給料から健康保険料が控除

されています。

そのことすら、よく理解していない方は少なくないと思

います。

ちょっと私の立場からすると、畑違いなのですが、健康

保険に関してのお話しです。

入院が長期間となる場合などは、自己負担3割とはいえ、

医療費が高額となります。

その場合に健康保険による高額療養費制度を利用して給

付を受けることができます。

1月あたりの自己負担額が80,000円を超えると、給付の

対象となるようです。

ただし、月給が56万円を超えているような方については

150,000円を超えてこないと給付の対象にならないなど

細かいルールもあり、なかなか、一般的に周知されてい

るものではないですね。

話はすこしそれますが、このような制度がある前提で考

えると、民間の医療保険に加入されている方も多いと思

いますが、保障額の設定はキチンと考慮されていますか?

保険会社の提案は、当然このような公的保険の存在を無

視しています。

でも、保険外診療は給付の対象ではないでしょ?という

ことも感じます。最近は、高度先端医療保障を謳う医療

保険が多く存在しますることからもそのような気持ちを

捕捉するための保険が存在するのでしょう。

細かいことは私は理解していないのですが、公的健康保

険にも「保険外併用療養費」という給付があり、先進医

療(高度医療を含む)と記述があります。

この制度がどこまで保険給付の対象としてるか等も含め

て医療保障を考えるのが一番スマートなんでしょう。

ライフネット生命の副社長さん(名前わすれました)の

著書にもこのような考え方=公的保証(保険)の恩恵を

キチンと理解して民間保険会社の保険へ加入すべきだと

いうことです。

この副社長さんの保険に関する本は、基本的な保険に関

する考え方が自分とほぼ一致していて、自分の判断がそ

んなに間違っていないことを確信しました。

保険に関わらない素人の方でも読みやすく記述されてい

ますので、保険を理解して、無駄な保険料を払いたくな

い人は一読した方が良いと思います。

ライフネット生命の副社長 岩瀬大輔氏ですね。

 生命保険のカラクリ
 著者:岩瀬大輔 出版社:文春新書 819円

アマゾンで購入することができます。



posted by きろむひ at 12:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記